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レクチャー内容

子供たちの体力低下の原因

子供たちの体力低下の原因

子供たちの体力低下が叫ばれている現在、昔の子供たちと比べ今の子供たちに何が起こっているのでしょうか?それは「遊び」の変化です。

私たちが子供の頃、「遊び」といえば公園や広場でのかけっこや鬼ごっこ、ブランコ、鉄棒など体を使った遊び=運動が主流でした。ところが今日の子供たちの「遊び」は、室内でのゲームやコンピューターなど、体を使うことを伴わない、すなわち運動することのない「遊び」へと変化しているのです。

子供の成長過程における神経系(運動能力・手先などの器用さやリズム感などをつかさどる)の発達は、出生直後から急激に発育し、4、5歳までに成人の80%に、6歳で90%にまでに達するといわれています。

本来、この神経系の発達時期にさまざまな「遊び=運動」を経験することで、子供たちは自然と「コーディネーション能力」を身につけていくべきと考えられます。「コーディネーション能力」とは、状況を目や耳など五感で察知し、それを頭で判断し、具体的に筋肉を動かすといった一連の過程をスムースに行う能力を指し、そこには7つの要素があります。

リズム能力
耳による音や音楽、あるいは真似をするときの目からの情報を、動きによって表現する能力
バランス能力
空中や動いているときの全身バランスを保つことや、崩れた体勢を素早く回復する能力
連結能力
からだの関節や筋肉の動きを、タイミングよく無駄なく同調させることを可能にし、力加減やスピード調節によって、動きをスムースにする能力
反応能力
ひとつないし複数の合図を素早く察知し、適時にそして適切な速度によって、合図に対する正確な対応動作を行う能力
変換能力
急に状況が変わり違う動きをしなければならなくなったとき、条件にあった動作の素早い切替を行う能力
定位能力
決められた場所や動いている味方・相手・ボールなどと関連付けながら、動きの変化を調節する能力
識別能力
手や足、頭部の動きを微調節する際の視覚との関係(ハンド・アイコーディネション)を高め、ボールやハンドルなど用具操作を精密に行う能力

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